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2019年7月

2019年7月14日 (日)

10年前の横断幕の話

 

10年以上前の話なので、サポーターのローテーションからすると、ひと昔どころではないんだろね。

自分の経験からすると、サポーターは3年ぐらいで何割かがローテーションします。学校とか仕事の関係があるからだろうけれど、そのローテーションを何回か繰り返すと、全体の半分くらいは入れ替わってしまう。それぐらい移り変わりは早いです。その証拠に、自分のことなぞネットの悪評くらいでしか知らない、またはそれすらも知らないというゴール裏のマリサポの方が今やほとんどではないでしょうか。もちろん知らなくても何一つ困ることはありませんが。

そんなわけで、今日はちょっと昔話をしてみようかと。まあジジイの話なので、話半分にでも聞いてくださいな。

 

まずは浦和サポの話から。

今もそうなのだが、浦和のサポは強烈で、そのパワーは10年くらい前がたぶんピークだったと思う。それは観客動員もそうですが、様々な意味でのパワーでもそう。

チャンピンシップで埼玉スタジアムに行ったら『生きて帰れると思うなよ』という大書された赤い横断幕が、わざわざマリサポの待機列に掲げてあったような時代です。殺伐としていたし、まあそれもオレにしてみれば楽しみのひとつだったというのは、ロートルのしょうもない自慢話みたいなものなので軽く流していただきたい。

今日もニッサンスタジアムの浦和サポも、往年の動員からすれば6-7割というところかな。まあ、そんな感じで、たいへんだったわけですよ。

そしてたいへんなのはマリノスの運営もシミスポも、オレたち以上だったわけですな。

要するに彼らをコントロールできないのですわ。

 

10年前のある試合。浦和サポがアウェイゴール裏だけに収まり切れず、バックスタンド二階の自由席側まではみ出してきて、バクスタの右半分が赤く染まっていました。当時はよくある光景です。そこでまたやっかいなことが起きました。

どういうわけだか知らないが、そのバクスタ自由席にやってきた浦和のサポがマリサポが出した横断幕を剥がして、1階に落とし、そこに自分たちの横断幕を出したわけですよ。

でも、それをシミスポは止めなかった。

これはどうなっているんだとゴール裏から一部の有志のサポが抗議にいったが、ラチが明かない。

こちらから抗議にいったのは少人数。当時の浦和さんは血気盛んでありましたから、抗議に行ったマリサポは数倍の浦和さんの若集に囲まれていろいろボコられてしまう始末。

しかも結局、マリノスの運営とシミスポは、そこで起きた諍い(といってもまあ正直、昨日起きた乱闘騒ぎ?の数倍の規模ですよ)をまあまあとなだめるぐらいしかできず、結局横断幕はそのまま。マリノス側の主流派のコアサポも「まあとんがったヤツが抗議しにいったことだから」と、大人な態度で事を収めたわけですわ。

 

で、これで後日に叩かれたのは、マリノスの運営と当時の主流派のコアサポですよ。

まず、浦和サポの狼藉を止められない運営はどちらの味方なのかと。

それとコアサポの一部は、どう考えても悪いのは向こうさんなのにも関わらず、話をなあなあにして収めたと叩かれた。

横断幕を落として、向こうが自由席にまでやってきてこちらのサポを囲んでボコっているのに、なんでなあなあにするのかと。もちろん処分とかそんなのはありません。当時はそんな感じだったんですね。

で、その後遺症というのはしばらく続き、なんだかんだと一年くらいは尾をひきました。

クラブは誰の味方なのか?と。

 

ぶっちゃけ、これに似たようなことはいくつもあって、やっぱり基本的には浦和さんの圧と多勢に無勢で、こっちが被害にあっても向こうにはおとがめなし、そして結局やりたい放題にされてしまう・・・というのが、広くゴール裏のサポの間で認識として共有されていたんですね。

そんなわけで、その主流派の事なかれ主義(まあ今考え見ると大人な態度なんですけどね)に嫌気をさしたサポーターが、一緒にやってらんねと分裂応援になったり、クラブとサポ間の関係が険悪になって、様々な水面下の協力関係が解消されたり・・・というようなことがあったわけです。これはけっこうな事件でした。

 

さて、昨日の浦和戦。

昔みたいにこちらを圧倒するようなアウェイ遠征のサポはいないにしても、それでも迫力は段違い。コア部分だけなら、もちろんウチらより人数が多い。

そこで、また横断幕の話ですよ。

以上のような話を知らなかった人は、「またバカな連中が突撃していって大迷惑」「悪いのは浦和サポだが、それで緩衝地帯まで行ったマリサポはもっと悪い。厳重処罰せよ」「結局、チームに迷惑かけている」等々の感想が沸き上がるでしょう。それはわかる。しかしだね、ちょっと冷静に考えてみてほしい。

このネットが発達して、なんでもかんでも通報されたり、動画がまわっていれば人物まで特定されてしまうし、ちょっとしたことでも出禁になるようなご時世に、あんなにわかりやすくダメな行為をするのは普通に考えてリスク大きすぎね?

では、なんであんなことをしたのかというと、それは今からちょうど10年前にそういうことがあり、

・普通に放置しておけば、シミスポとマリノスの運営は浦和サポに対処しきれない
・それを見て見ぬふりするのは、同じマリノスサポに背信すること

そういう認識と、過去の経験が伏線になっていて、それがあるから行かねばならぬ・・・ということになったんじゃないかと思うわけですよ。

 

こういう認識は、もう10年以上マリサポやっている連中じゃないと知らんだろうし、またゴール裏周辺のサポじゃないと理解できないでしょうなあ。まああんまり理解できなくていいのかもしれませんが・・・。

 

もちろん、皆さんが言っていることはごもっとも。いくら相手さんがなにをしてきても、それに反撃したら負け。その通りでしょう。

しかしですね 「かくすれば かくなるものと知りながら やまむにやまれぬ 大和魂」 と吉田松陰センセですよ。過去の蓄積と認識からすれば、ここはどうしても動かねばならないというときはあるのですよ。もちろんそれは自己犠牲の精神と表裏一体なものでなければならず・・・。まあそれも含めて迷惑なだけかもしれませんね。とはいうものの、では黙って好きなようにやらせておけというのもね・・・。

そんなわけで、もういろいろ時代が変わってしまったんだなというのも感じていて、それもまたジジイはすっこんでおけというところが正解なんでしょうけれど、私は昨日の一件を責めるわけにはいかず、むしろ10年前のことを今になっても忘れていなかったという点において、みなさんには誠に残念なことでしょうけれど、すこし擁護したくなり、何年かぶりにこのブログを書いているという顛末です。

それと、もしまた一方的な処分が下されるのであれば、彼らのやったことは結果として間違った方向ではなかったのかな、とも付け加えて、またバクスタの後ろのほうへとこっそりとすっこんでいます。

 

 

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